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こうのとりのゆりかご

メディアの意識

日本テレビ系(熊本では熊本県民テレビ)で放送されている「明日、ママがいない」、明日第2回目が放送されますが、抗議の声も上がっています。
熊本市の慈恵病院は番組の打ち切りを求めていますし、養護施設の団体、里親の団体も抗議の意志を表明しています。
これを受けて、この番組を放送打ち切りに追い込む勢いの報道もあります。
親のない子どもたちのために、懸命の活動をされている慈恵病院、養護施設、里親の方々が、この番組をご覧になって腹立たしく思われることも無理からぬことかもしれません。
しかし、一部のメディアが番組の打ち切り必至の報道をすることには違和感を感じます。
話は変わりますが、私の妻は闘病の末に亡くなりました。
ですので、そのようなシーンが出てくる番組は、私はつらくて見ることができません。
私と同じように家族を闘病生活の末に亡くされた方で、私と同じように感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「だから闘病で苦しんでいる姿が出てくる番組を作るな」ということではありません。
私にとっては、見なければすむことです。
「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る。 」という言葉があります。
これは、フランスの哲学者ヴォルテールの言葉で、民主主義・自由主義とりわけ表現の自由・言論の自由を端的に表した名文句として知られています。
件のメディアには、ヴォルテールの言葉を学習していただきたいものです。
ちなみに、日本テレビが最後まで見ていただきたいというコメントを出していますが、ドラマなどの物語は最終回までの全編を通して主張が完結する作りをしていますので、きちんと主張を吟味するためには最後までみる必要があるという当たり前のことを言っているように思えます。
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