熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

雑談

黄金の架け橋

小樽で4人の女性がひき逃げに遭い、命を落としました。
ひき逃げした加害者は、自ら110番をして逮捕されました。
この加害者は、直前まで飲酒をしていたそうで、飲酒の事実が発覚することを恐れたようです。
飲酒運転などもってのほかです。
「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律 」が制定され、より重罰化が進んでいます。
このような重罰化の流れの中で、ひき逃げの多発が憂慮されています。
ひき逃げにより、被害者に対する手当が遅れてしまうという危険があります。
結果として重大事故に発展してしまいます。
この小樽の事件も、4人を轢いたときに、飲酒をいていることからその場を逃げたそうです。
そこで、このような事案にも「黄金の架け橋」を架けてはどうでしょうか。
刑法43条では、何らかの犯罪を起こそうとしていている人が、結果を発生させることなく、自らの意思で、犯罪を続けることを辞めたときを「中止犯」として、処罰が減刑又は免除されます。
これは、犯罪を実行しようとするものに対して、後戻りの機会を与えるもの「黄金の架け橋」と理解されています。
ちなみに、身代金目的誘拐についても、誘拐した人を安全な場所で解放すると、処罰が減軽されます。
これにより、解放を促し、誘拐された人が殺害されることを防ごうとしています。
飲酒運転についても、厳罰だけではなく、その場にとどまり、被害者の救助に努めたときには、処罰を軽減又は免除されるという規程を設けるならば、ひき逃げを減らすことができるのではないでしょうか。
「黄金の架け橋」として、是非ご検討いただきたいものです。
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