熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

雑談

震災と敷金

昨日の「お尋ねください!山崎です!」(RKKラジオ毎週日曜日午後4時50分~)を聴いてくださった方からお問い合わせがありましたので、少しだけ、詳しく、お話しします。
ちなみに、昨日の「お尋ねください!山崎です!」は熊本地震の影響で、レギュラーの時間には放送されていないので、いつお聞きになったのかをお尋ねしておけばよかったと、少し後悔しています。
さて、賃貸している家が地震で壊れたとき、どうなるか。
昨日の放送では、敷金を中心にお話をしました。
地震で壊れたといっても、程度があります。
家が全壊して、もはや居住などの使用に耐えられなくなった状態から、壁などにひびは入っているが、修理をすれば、居住なっどの使用を継続できる状態まであります。
まず、全壊したとき。
家を賃貸する合意を建物賃貸借契約といいます。
建物賃貸借契約というのは、建物を使用させて賃料を支払ってもらう契約です。
家が全壊したときには、すでに使用させるものがなくなってしまったのですから、当然に、建物賃貸借契約は終了します。
すると、敷金はどうなるか。
敷金は、借りていた建物を明け渡したときに、未払いの賃料や原状回復費用があるときに、このような費用を担保する金額です。
家が全壊してしまえば、原状回復をすることは必要なくなります。
従って、未払いの賃料がなければ、敷金は全額返してもらえることになります。
他方で、修理をすれば居住などの家の使用を継続できるとき。
賃貸借契約は継続します。
賃借人は、賃貸人に対して、家の修理を要求することができます。
賃貸人は、正当な理由がない限り、建物賃貸借契約を終了させることができません。
ところで、この正当な理由の判断においては、建物賃貸借契約の終了の対価として支払われるお金(立退料)の金額が考慮されます。
賃貸人としては、修理にかかる費用と敷金全額にこの立退料を加えた金額のどちらを負担するのがお得かを考えて方針を決めることになると思います。
ご参考になられた方はいらっしゃいましたでしょうか。
 
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