熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

刑事事件

家族

千葉県でベトナム国籍の小学生が殺害された事件で、被疑者が逮捕されました。
9歳の娘さんを失った悲しみは、想像するにあまりあります。
平成29年4月14日午前9時より前に被疑者の逮捕状請求のニュースが流れました。
そして、午後9時頃、逮捕のニュースが流れました。
そのころは、被疑者の年齢と付近に住んでいるという情報のみが報道されていました。
時間を追うごとに報道される内容は詳しくなっていきました。
被疑者の指名、被疑者が被害者が通う小学校の保護者会の会長をしていることなど。
被疑者が被害者の通う小学校の保護者会の会長をしているということは、被疑者の子どもも被害者と同じ小学校に通っていること、そう思いました。
小学校の教職員は、今回の報道をどのように児童に説明するのでしょう。
被疑者の子どもは、いじめられることはないのでしょうか。
先ほどのニュースでは、例によって、被疑者の自宅の映像まで流れていました。
殺人は、現代の日本社会において、最も憎むべき犯罪です。
殺人を犯すような親を持つ子どもは、そのことでいじめられても仕方がない。
そう思われますか?
制度的にもそのような考え方が当たり前の時代もあったようです。
豊臣秀次の家族は、その日に嫁いできたばかりで生きている秀次の顔も見たことのない側室に至るまで、京の三条河原で斬首されたそうです。
現代の法律は?
現代の法律は個人責任主義です。
自分のしたことの結果について責任を負うのが原則です。
しかし、今回のような報道で、被疑者の子どもも社会的制裁を受けるような結果になります。
しかも、法律的制裁と違って、罪刑法定主義などの制約はありません。
気になっているところです。
といっても、被疑者の子どもがどうなっているかということを報道してほしくはありません。


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