熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

雑談

警視庁高井戸警察署事件

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さて、東京の警察で、万引き容疑で任意の取り調べを受けていた中学生に対し、犯罪社会集団の構成員と見まがうほどの発言を警察官がしていたことがマスコミを賑わしていました。
しかも、この警察官たちは、無実の少年を自白させたのですから、警察内部の評価としては優秀なのだと思います。
だから、処分も厳重注意程度の軽いものに済ませたのでしょう。
この出来事は、いかに自白が当てにならないものであるか、警察は無実の人間をも自白させることができる技術、能力を持っていることが社会的にも明らかになったのではないでしょうか。
ちなみに、熊本県内の警察署の取調室には、携帯電話、ICレコーダーの持ち込みを禁止する張り紙が貼られているようです。
録音されたくないことがあるのでしょう。
ただ、この張り紙には法的拘束力はありませんので、どんどん録音するべきです。
捜査官に見つかれば取り上げられるでしょうが。

この出来事で救いだったのは、この中学生の親御さんが、この中学生を信じていたことでしょう。
このようなとき、親御さんも警察と同じ立場になって、お子さんを責めることも起きる危険があります。
しかし、この親御さんは違っていました。
すばらしいことだと思います。
子どもは嘘をつく。
よく聞くことです。
ちなみに、ある裁判官は、刑事部の部総括裁判官のとき、子どもが嘘をつくわけがないという趣旨の判決を書いています。
この裁判官のような考え方を持っているのなら信じてくれるのでしょうが、大抵の方は、子どもが嘘をついているかもしれないと思ってしまいます。
ただ、そのようなとき、だまされる覚悟も必要と思います。
ある家裁の裁判官が、今回はだまされてもよいと思ったと、少年審判の終わった後に、そっと話してくれたことがありました。
だまされる覚悟を持つことと、心から信じることは違うことでしょう。
ただ、どちらにしても、お子さんを救う可能性を残していると思います。
今回の出来事には、そのような救いを感じました。。
 

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