熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

雑談

枯れ尾花

「要求に応じないと調停を申し立てるといわれるんです。」という話を聞くことがあります。
また、「要求に応じないときには法的措置を執る。」という書面を見せてもらうこともあります。
法的措置の代表は裁判手続きでしょう。
ところで、多くの場合、このようなときの要求を見ると、調停を申し立ててもらった方が、又は、裁判を起こしてもらった方がいいのではないかという内容です。
まず、この要求の通りの判決は出ることはないだろうという内容のことがあります。
調停についていえば、裁判所が勝手にけつろんをきめておしつけることができず、当事者が合意しなければ成立しません。
すると、話合いの段階で合意が成立しない要求が、調停で成立する訳がありません。
日本は、まだまだ訴訟社会というにはほど遠い社会です。
一生涯、裁判所に足を運ばないままの方もいます。
すると、裁判、調停と聞くだけで、何か恐ろしいもののようなイメージを持つのでしょうか。
そのようなイメージに、判決で命じることができる内容をご存じなかったりすると、無茶な要求を突きつけて、応じなければ裁判を起こすであるとか、調停を起こすといえるのでしょう。
ときとして、裁判を起こしてもらった方が、相手の要求よりもよほど優しい内容の判決であったりします。
調停を起こしてもらった方が、合理的な内容で合意ができたりします。
裁判を起こす、調停を起こすといわれただけで、冷静に判断できないかともいらっしゃいます。
それが、「枯れ尾花」であることも多いのです。
ちなみに、裁判では、主張に理屈が通っていることと、主張する事実の存在を裏付ける証拠がなければ、要求を認める内容の判決を下してもらえません。
裁判を起こしてもらうと、その要求に応じなくて良かったという結論を期待することができるときもあります。
必要以上に恐れないでください。
 
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