熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

交通事故

3つの基準

交通事故損害賠償請求の裁判で判決をいただきました。
訴訟費用は被告の負担とする。
そう記載されていました。
請求額を減額されたりすると、例えば「訴訟費用を5分し、その2を被告、その余を原告の負担とする。」と記載されることがあります。
「訴訟費用は被告の負担とする。」という記載は、交通事故被害者の立場では、ほとんど請求通りの判決をいただいたときにしか記載されません。
保険会社は、多くの交通事故を扱い、交通事故損害賠償の相場を知っているはずなのに、なぜ交通事故被害者の求める示談を拒み、無駄に時間や弁護士費用を費やすのか。
交通事故被害者の方の率直な疑問でしょう。
私は、保険会社側の人間ではないので正確にはわかりません。
ただ、保険会社には、3つの基準があると聞いたことがあります。
1つめが当事者基準。
交通事故被害者が弁護士に依頼せずに示談するときの基準で、自賠責保険から出る金額とあまり変わらないと言われています。
2つめが弁護士基準。
交通事故被害者が弁護士に依頼して示談するときの基準で、当事者基準よりも金額が多くなる傾向にあるそうです。
3つめが和解基準。
裁判になったときに和解に応じるとすればと言うときの基準。
どうも、保険会社は、この基準を超えて示談をしないようです。
この基準を超えたいのなら、裁判を起こしてください、判決をとってください。
そういう立場のようです。
私は、裁判を起こしてもらいたいと保険会社から言われたことがあります。
基準の範囲内では、私たちが納得するような金額を提示できないと判断した保険会社からの言葉でした。
この3つの基準の存在を意識せずにやみくもに示談交渉することは時間の無駄というものでしょう。
ただ、示談でまとめた方がメリットがある場合もあります。
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