熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

離婚

困った方(調停編)

困った方がいらっしゃいます。
調停手続きの相手の方で、相手がしないでくれとお願いしていることを、わざわざされる方がいます。
どういうおつもりなんでしょう。
きっと、調停という手続きの仕組みをご理解していないのだと思います。
調停という手続は、当事者が話合いをする手続ですが、その解決は合意によってしかなされません。
裁判官も構成員である調停委員会が手続に関与していますが、当事者に合意ができないとき、調停委員会が何らかの決定をして解決をするものではありません。
調停委員会が調停案というものを出すことはありますが、当事者がこの調停案を受け入れるという合意をしなければ、調停案は「案」で終わってしまいます。
もちろん、調停が成立しなければ、離婚については裁判、離婚以外の問題については審判という手続があります。
そこでは、終局的には、判決や審判といった第三者である裁判官の、拘束力のある決定で終結します。
ただ、離婚に関する問題の中には、裁判所が審判にするのに慎重な問題もあります。
このような問題は、当事者の間に合意がある方が問題の本質的、実質的な解決につながる可能性が大きい、審判により形式的な解決をしても本質的、実質的な解決につながらない危険性があるものです。
このような問題で解決を望む当事者には、どうすれば合意にたどり着けることができるのかという思考が大切です。
別に、相手に、ごまをすったり、機嫌をとる必要はありません。
ただ、問題を解決するのに必要な程度の信頼関係をお互いに形成されることが必要になります。
ご自身の相手がしないでくれとお願いしていることを、わざわざなされると、この信頼関係を作ることが難しくなります。
いきおい、合意の成立が遠のいてしまうことがあります。
戦略的にマイナスです。
そういう方には、是非、弁護士に依頼して、その助言を受けてもらいたいと思います。
依頼をした弁護士なら、きっと戦略的な助言をしてくれるはずです。
そして、その方も、依頼した弁護士の助言なら、聞くことができるはずです。
 
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