熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

雑談

解決金という名目のお金

ネットニュースを見ていると,「解決金を支払う」という件で,「やっぱり借りていたんだ」というコメントがあるということが書かれていました。
この業界を知らない方々にはそのように思われるのでしょう。
解決金というのは,その名の通り,紛争を解決するためのお金です。
お金を貸したという人とお金をもらったという人がいる。
そのままでは紛争が解決しません。
そこで,お金を貸してもらってはいないけど,お金を払って解決することができるのであれば払いましょう。
そういう趣旨で支払われるのが解決金です。
受け取る方としては,貸したお金の一部を返してもらったという気持ちで受け取るのでしょう。
このような解決は珍しいことではありません。
例えば,不貞について,不貞をしたと主張する方と不貞下と主張される方との間で,解決金という名目の金額を支払って終わらせることはよくあります。
不貞をしたと主張する方は,このお金を慰謝料という気持ちで受け取りますし,不貞をしたと主張される方は,手切れ金のような気持ちで払うこともあります。
このように,解決金というのは,事案を曖昧なままで終わらせる性格のものです。
解決金を支払ったから認めたというわけではないです。
似たようなものに刑事事件の示談金があります。
刑事事件で,警察に捕まっている被疑者は事実を認めていない中で示談金が払われることがあります。
身に覚えがないけど,起訴されたときの有罪率(リスク)を考えて,示談金を払って起訴を回避するという考えで支払われます。
このように,解決金,示談金は,紛争を終わらせることが目的の中心ですので,これを払ったから認めたという評価にはなりにくいものです。

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