熊本の弁護士|交通事故,離婚,相続の山崎法律事務所

交通事故

ご自宅の前の道路

住宅の敷地から出てきた車と道路を通行していた車があわや出会い頭の事故という場面を見ました。
このような場合,ご自身の自宅の前の道路はご自身の道という意識をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
人様の家の前を通るのに,遠慮というものがあるだろうみたいな・・。
2つ道路が交差するとき,一方の道路を通る車が他方を通る車に優先することがあります。
この優先する車が通る道路を優先道路といいます。
この優先道路は見てわかるものです。
交差点の中まで優先道路のセンターラインや通行帯が貫いています。
これに対し,住宅の前の道路について,その住宅の車が優先して出てくることができるという優先関係は,残念ながらありません。
道路交通法は,道路の円滑な交通をはかっていますので,道路の外から道路に入る車は,その道路の円滑な交通を妨げないようにしなければなりません。
これは,ガソリンスタンドなどから道路に入る場合と,ご自宅から道路に入る場合とで異なることはありません。
もちろん,ガソリンスタンドなどや住宅の前を通るときには,道路を通行する車も,それらから道路に入る車があるかもしれないと予測して通行する必要があります。
そのため,このような事故の場合,道路に入ろうとしていた車に8割,道路を通行していた車に2割の過失割合が認められることが基本になります。
件のお話しも,もし,事故になっていたら,住宅の敷地から出てきた車に8割の過失割合が認められていたかもしれません。
ただ,この場面では,道路を通行していた車が停止したので,事故を回避することができました。
危ないと思ったら止まることで,交通事故は防げる。そういうことを象徴した出来事でした。

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