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雑談

憲法記念日

日本国憲法が施行されて75年が過ぎました。
不磨の大典といわれた大日本帝国憲法(明治憲法,旧憲法)が施行されていたのが56年程度ですので,これを遙かに凌駕する期間です。
この75年で国内及び世界の状況は大きく変化しています。
これに対して,何ら変更をされていないルールはルールとして生きていないのではないかという考え方もありえます。
基本法の商法は,商取引の発展に伴い,頻繁な改正を経て,会社法を分離しました。この会社法も頻繁な改正を受けています。
他の基本法である民法,刑法,民事訴訟法,刑事訴訟法も大きな改正がなされています。
ルールとして使っていて,社会の変動により不具合が生じれば,改正の必要が生じます。
日本国憲法が75年間も変更されないのは,ルールとしては無視されていたという見方もできるかもしれません。
ただ,連合王国では,1215年の大憲章,1689年の権利章典が未だにルールとして生きていると聞きますので,変更されないからルールとして意味をなしていないとはいえないのはないともいえます。
英米法という言い方をしますが,連合王国と米国ではルールの考え方が違うそうです。
初めて自動車事故が起こったとき,連合王国的には,自動車事故と似た過去の事例を探すそうです。そして,自動車と馬車が似ているということで馬車の事故のルールを応用するそうです。これに対し,米国的には,自動車事故はこれまでなかったのだからと新しいルールを作るそうです。
日本も75年前にできたルールである日本国憲法を現在に応用していますので,連合王国的なのかなと思います。
ちなみに,私は,志のある弁護士ではありませんので,憲法が変わっても変わらなくても,依頼者の方にとっても最も有利になるようなルールの解釈を考えるだけです。

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