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雑談

誤送金騒動

ここのところ連日,ニュースやワイドショーで山口県阿武町の誤送金の話題が続いています。
この送金担当の部署は元々3人だったのが2人になったそうです。
1人はベテラン,1人は新人で,この新人の方が送金事務を取り扱ったそうです。
誤送金されたお金は公金を原資としていますので,当然に返金された方がよいのですが,返金されると,この新人の方も少しは胸をなで下ろすことができるのではないでしょうか。
誤送金を受けた男性の方は,町職員が自宅に訪ねてきて,自らの口座に4630万円もの金額が誤って送金されたことを知ったそうです。
そして,そこから,男性が返金するということで,男性と町職員は,その男性の口座がある銀行に移動したそうです。
しかし,銀行の入り口で,男性は,町職員にその日は返金しないと言ったそうです。
それから数日して,男性が,町に返金できなくなったと連絡したようです。
この間に何があったのでしょうか。
銀行に向かう途中で何を考えたのでしょうか。
男性はネットカジノに4,630万円をつぎ込んだそうです。
4,630万円という金額を,24歳で手にすることはほとんどないことです。
男性は,銀行に向かう中で,この4,630万円を増やすことを考えたのではないでしょうか。
4,630万円を増やして,4,630万円を町に返金すれば,手元にいくらかのお金が残ります。
その方法がネットカジノ。
しかし,現実は甘くはなかった。
マスコミ情報からは,こんな妄想が膨らみます。
証拠はないので,あくまでも妄想です。


このお話を書いているときも阿武町のホームページに到達できなかったのですが,阿武町のホームページに男性の住所,名前を記載した訴状が掲載されていたそうです。
驚くべきことです。
町役場の庁舎内や構内の掲示板に掲示するのとは訳が違います。
男性が行方不明ということで阿武町で方法を調べたのでしょうか。
公示送達という方法があります。
これは,被告が行方不明の時に裁判を起こした際に使う手続です。
ここにたどり着いた阿武町は「公示」すればいいんだと思ったのでしょうか。
公示送達の方法は,民事訴訟法の規定に従い,裁判所の掲示板に訴えが起こされてる旨を掲示する方法で行います。そこに,訴状は掲示されません。
阿武町としても,4,630万円を回収するのに懸命なんですね。
でも,方法については,弁護士の助言を得て行った方がよかったと思います。
訴状をホームページに掲載した行為について,阿武町の男性に対する不法行為の可能性があると思います。

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