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離婚

養育費一括払合意

「ナズナ想」を訪れてくださる方々の中で,養育費の一括払というのは関心が高いような気がします。
養育費というのは,何回はお話ししていますが,令和4年6月に決まったとして,令和4年7月以降については, 令和4年6月の時点では未だ発生していないという性格のものです。
これが,割賦払いなどの分割払いと異なるところです。
そのため,養育費を支払う義務がある方に対して,養育費を一括で支払えというのは,理屈として成り立たないのです。
ところで,養育費を一括払するという合意は有効に成立するのでしょうか。
契約の世界では,契約自由の原則というものがあります。
誰と,いつ,どのような内容の契約を結ぶのか,又は結ばないのかについては自由であるという原則です。
養育費についても,未だ発生していない期間を含めて,一括で支払うという合意をすることは自由です。
私も,過日,養育費の一括払を内容とする調停を成立させたこともあります。
ですので,無理矢理一括払をさせることはできないが,一括払で合意をすることはできるとご理解ください。
なお,養育費を一括払で得たとき,通常必要と認められる金額を超えて受領したり,養育費名目であっても預金したりすると,贈与税がかかる場合があるそうです。ここについては税理士に確認されてください。

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